パニック障害 薬とのつきあい方

昨日は10年ぶりにくらいに、横浜八景島シーパラダイスに行ってきました。

 

とても暑かったので、アクアリゾーツパスで水族館だけ楽しみました。

長男の愛の手帳(療育手帳)で、本人と同伴者1人は半額になります。

 

夏休みということもあり、結構混んでいて、薄暗い水族館は途中だんだんと不安になったので、薬を飲みました。

 

 

私は現在、2、3か月に一度、精神科に通院しています。

頓服薬として、ロラゼパムを10錠処方してもらい、薬局でそれを半分にカットしてもらい、20回分にして必要な時に服用しています。

たいていは半粒で効きますが、閉塞感のあるMRI検査や長時間の新幹線等は半粒を2つ(1錠の量を)、飲んでいます。

 

私の場合、一度パニック発作が起きると、なかなか収まらないので、予期不安を感じた時点、動悸や震え、息苦しさを感じる前の段階で飲んでしまうことが多いです。

もしかしたら、このままやり過ごせるのかもという思いも湧くのですが、結局いつも薬を飲んでしまいます。

薬を飲むと副作用として、眠気と若干記憶が曖昧になり、行ったことや、やったことは覚えているけど、会話の内容を思い出せなかったりすることがあります。

 

以前は、薬を飲むのが嫌で、人と会う回数を減らしたり、なるべく遠出を避けていたのですが、医師に「(私は)薬を悪いものだという意識を持っているが、パニック発作を気にして行動を狭めてしまうことの方が、ずっと良くない」と言われました。

それからは、薬を飲むハードルを下げました。

薬を飲めば、まったく不安がなくなるわけではないけれど、発作が起きることはありません。

 

いつか薬を止めたいけれど、パニック障害になって5年にもなると、「もう直らないんじゃないか?」何て弱気な事を考えしまったりします。

 

何の不安もなく、人に会いたい、電車に乗りたい、外食したい。

 

ごく当たり前のことが、今の私にはとても難しい。