母の入院と特養への不信感

先週、特養の看護師から「母が脱水症で入院することになった」と連絡が入りました。

 

すぐに病院に行き、医師から話を聞くと「重度脱水症で腎不全になっている」と言われました。

 

風邪で発熱していたり、胃腸炎になって嘔吐や下痢をしていたわけでもありません。

 

施設では水分量のチェックをしているはずなのに、なぜ?

 

コロナの面会制限で時間外だった為、入院当日は会えず翌日面会に行きました。

 

母は意識は戻っていましたが、力なく横たわり体を少しも動かしません。反応も悪く、私が話かけても頷くだけでした。

 

翌日、心配でほぼ眠れずに面会に行くと、母はベッドで起き上がり、にこにこしていました。

 

布団が捲れていたので直そうとした時、たまたま母の爪が見えました。

爪が1センチくらい伸びていて(親指に関しては2センチ以上)、右足の爪は変色し、指の皮膚はところどころくぼみがあり、足の裏も赤い斑点が出ており、右足全体がひどい状態になっていました。

多分水虫だと思います。

 

手の爪はいつも切られていたので、足までチェックしていませんでした。

 

特養は看護師がいますし、皮膚科が月1往診しているので、水虫などの疾患があっても、爪を切ったり薬を処方することもできたはずです。

 

施設スタッフにはいつも感謝をしていましたが、今回の脱水の件も含め不信感でいっぱいです。

 

食事が進まず体重が減少する母に「甘いものなら食べれるので、食事に栄養補助食品(プリンのようなもの)」を追加して欲しいと1月から何度かお願いしていたのに、提供が始まったのが3月27日から。

 

入所の際に栄養士に「体重減少を心配している」と言ったら「体重減少には栄養補助食品を追加できます」と説明されていました。

ですが相談する度に「食事をしっかりとれる良い方法がないか考えているところです」と言われ続けていました。

 

4月に入り体重は32キロになっていました。

 

今回の入院でさらに痩せたと思います。

 

いろいろな疑問が怒りに変わり、このまますぐにでも特養に行こうと思ったのですが、経験上、怒りで何かをすると後悔することが多いので、ここは一旦冷静になる為、家に帰りました。

 

翌日、特養のケアマネに「母のことで相談がある」とだけ連絡し、水分摂取量を閲覧させてもらました。そして尿の回数もチェックしました。

排尿は入院する4日前から1~2回と少なくなっていたので、かなり濃い色の尿になっていただろうし、水分量は900~1300mlと書いてありましたが、食事はほぼ残していました。

水分について「これは提供量ではなく、摂取量ですか?」と聞くと「提供量かもしれません」と。

 

血圧も入院する2日前から上がっており、

素人でも体調の変化に気付くと思うのですが、なぜ誰も気付かなかったのか?

なぜ爪切り&右足の治療をしなかったのか?

特養に入ってから体重減少が4キロ以上あり、家族が希望したにも関わらず、栄養補助食品の開始をなぜ遅らせたのか?

 

上記の説明を明日、看護師と栄養士から直接聞くことになったので特養に行くことになっています。

 

冷静に話せるか不安です。