10万人に1人難病の夫は、今日も働いている

昨日の朝、夫から「血尿が出た」聞き、

動揺。

 

今年の春頃、私の父も血尿が出て、病院に連れていくと、前立腺肥大でした。

父と症状は似てるけれど、ネットで調べると、怖いことがいろいろ書いてあります。

 

夫は5年前に大病をしていて、

検査の結果、10万人に1人の難病であることがわかり、現在も薬を飲んでいます。

その薬の副作用に血尿もあるそうなので、それかもしれません。

 

去年の12月にも盲腸の手術をしていたり、

ここ数年でいろいろありました。

 

夫は何もしないで、ぼーっとすることができない人で、常に動いています。

仕事も遊びも全力の人です。

来月も部下達とBBQです。

やりたいことがたくさんあるのはわかりますが、詰め込み過ぎる節があります。

 

身体も心配だし、ただでさえ土日祝日は仕事なので、子ども達との時間も大切にして欲しい。

 

会社ではいいかっこしいで、他の管理職が部下にしたくない人(ミスやトラブルが多い)を全て引き受けています。

 

夫の会社では、管理職は一定のノルマを達成しなければならず、契約ができない部下ばかりだと歩合給が0になります。

 

昨日も血尿が出ているのに、自分の病院は後回しにして、会社の事務員がプライベートのトラブルで訴訟を起こされたことを、弁護士に相談しに行っていました。

そもそも顧客とプライベートなやり取りをしたことが発端のトラブルで、勤務時間外に起きたこと。

しかも今回は顧客に訴訟を起こされたわけではなく、その顧客を介して知り合った人とのトラブルなので、なおさら関係ないです。

 

先日、その子の親が感情的に会社に電話してきて、会社に管理責任があるような言い方をしていたらしく、びっくりです。

 

顧問弁護士にも確認し、「会社の責任はない」との見解をもらっています。

 

「病院は来週に行く」と言う夫に、「職場であなたの代わりになる人はいるけど、父親の代わりはいないんだよ」と無理やりに昨日病院に行かせました。

 

5年前に大病するまでは、今よりもっと多忙で、子どもの行事も、ほとんど不参加。運動会も仕事の合間に来てお弁当だけ一緒に食べるくらい。ゴルフや飲み会も多く、帰りも22時だと早く帰ってきた方でした。

 

夫の病気と私のパニック障害を社長が知ることになると、降格となりましたが、その分仕事は減りました。

 

夫は降格にショックを受けていましたが、私は社長の優しさだと思っています。

 

夫は、職場では良い上司だと思います。

でも妻の視点から見ればそうではありません。

 

確かに私が専業主婦でいられることは、間違いなく夫のお陰、感謝しています。

 

ただ夫は稼いだ分は基本使います。

カッコ良く言えば「宵越しの銭は持たない」

ですが、正確には「持てない」が正しい表現かと。

 

生活費を決まった額入れてくれているので、文句は言えませんが、休日も、例え旅行中であっても仕事の電話が何件も掛かってきます。

半日でいいからスマホの電源を切って、いまここにないものを追いかけるのを止めて欲しい。

ビジネスはスピードが大事なこともわかるのですが、なんだか見てるこちらが消耗してしまう。