先週の土曜日、長女が「今日は学校を休みたい」と言いました。
「なんで?具合悪いの?」と聞くと、「なんとなく疲れた」と言うので、毎週土曜日も学校だし、まぁそういう時もあるか。と学校を休ませました。
長女は私立に通っているので、週6で学校があります。
放課後は部活が週4、バイオリンのレッスンが週1です。
進学校の為ほとんどの子は塾に通っていますが、本人が言い出さない限りは行かせるつもりはありません。
最近クラスで虐めの問題があり、担任が交代する事態となったのですが、今回「休みたい」と言ったことは、それに関係しているようには思えなかったので、特に理由は追及しませんでした。
土日しっかり休ませ、今日は元気に学校に行きました。
中学受験をさせたのは、高校受験の為の勉強に時間を割かせたくなかったことと、長女は年齢の割に落ち着いているので公立の中学では浮いてしまいそうだったから。
受験した中学は、難関校ではなかったので、塾には小5の夏から週2、小6の夏から週3で通っていました。
塾を選ぶ時は遅くても20時までに授業が終わる塾を選びました。
中には17時~21時30まで授業がある塾もあり、「うちに入塾すれば、長女の志望校はほぼ合格します」と言っていましたが、帰宅は22時くらいになってしまいますし、しかもそれが週5(平日)です。さらに受験前になると土日特訓コースがプラスされるそうです。
自分が子どもの立場なら耐えられないと思いましたし、そこまで普段の生活を犠牲にして、万一志望校に落ちたら、どう励ましてあげていいのかわからないと思いました。
受験勉強で自律神経のバランスを崩し、塾だけでなく、学校にも行けなくなった子を知っていたので、少人数制で長女のペースで通える進学塾を選びました。
長女は小学校では一応友達はいたものの、「話が合わない」とよく言っていたのですが、今は友達といるのが楽しくて仕方ないといった感じで「小学校の100倍楽しい」と言っています。
どんだけ小学校がつまらなかったんだろ?
勉強面も補習授業や夏期講習などサポート体制がしっかりしていて、今のところ私立を受験して良かったと思っています。
ただひとつ残念なことは、虐めが起きてしまったことです。
先月発覚した虐めについて、学校の説明では、「ここ数年は虐めがなかった」とのことでしたが、多分、大人が知らないだけで、小さな虐めは普通にあったと思います。
学校は被害者の生徒が1日でも早く安心して学校に来れるように、クラスだけでなく学年全体を指導し、生徒をサポートする為に、クラスの担任を二人体制にしたそうですが、その子は未だに学校に来れていません。
私立中学にとって虐めは学校の評判を下げてしまうことに繋がるということもあってか、学校側は最善を尽くしている様子が伺えますが、これだけ問題が大きくなった今、学校に来るのはかなり勇気がいることだと思います。
加害者の生徒は親が呼び出され、かなり叱られたようですが、停学処分等にはならず、普通に学校に来ていますし、加害者の親御さん達も先日あった保護者のランチ会に普通に参加されていて、なんだかなぁと思ってしまいました。