母の誕生日会にホールケーキを差し入れてきました。
本当なら昨日が誕生日だったのですが、兄の仕事の都合で今日にしてもらいました。
今回は特別に父、兄、私の3人が誕生日会に参加させてもらえることになり、初めて全入居者の方に会いました。
穏やかな方が多く、皆さん嬉しそうにケーキを食べてくれました。
ただ、私を見てずっと涙を流されている方がいて、「どうしましたか?」と聞いても首を振るだけで・・・
結局理由はわからなかったのですが、もしかしたら、ご自身の娘さんを思い出していたのかな⁉️
帰るときも、車に乗り姿が見えなくなるまで、窓越しに手を振って見送ってくれました。
誕生日会では入居者の方達が、母の好きな曲を何曲か歌ってくれたのですが、その姿を見ていると「老いることは、子どもに戻っていくことなのかも」とふと思い、涙が出そうになりました。
音程はバラバラ、歌詞もちょっと違っていたり、でも何も気にしないでみんなで歌う。
そんな姿に無垢な心を感じたから。
まさか「めだかの学校」で泣きそうになるとは。
約半年ぶりに会った母は、以前より痩せてはいましたが、顔色も良く思っていたより元気そうで安心しました。
今日は楽しそうに歌って、ケーキも完食。
私達が帰った後も、母が落ち着いて過ごしてくれれば、お正月には実家に一泊くらいは、連れて帰れるかもしれません。
離れてからもいつも母のことは気になっていて、ずっと心配していたので、今日、母の笑顔を久しぶりに見れてすごく幸せな気持ちになりました。