確定申告の季節に思い出すこと

今日は午前中に確定申告の領収書や書類を整理し、税理士さんに渡してきました。

 

うちの場合金額も大したことないし、頑張れば自分でも確定申告できるかもしれませんが、税制改正もあるし、何か間違いがあったら怖いので毎年税理士さんにお任せしています。

 

 

結婚して1年くらい経った頃、5年分の税金が延滞税と加算税を含め、いっきに請求されました。

その直後に夫の税理士が夜逃げし、のちに逮捕されました。

結果、夫が税理士だと思っていた人は無資格で、いわゆる「名義貸し」だったようです。

 

 

夫とは同じ会社だったので、付き合っている時から、だいたいの収入は知っていましたが、独身時代から税理士(ニセ税理士)がついていたし、結婚してからもお財布は別々だったので、脱税しているとは露知らず、まさに青天の霹靂でした。

 

 

若い人は知らないと思うのですが、昔、結婚式のスピーチで、3つの坂の話をするおじさんいましたよね?

 

長い結婚生活は「上り坂」「下り坂」「まさか」この3つの坂があると。

 

今のところ「まさか」が多過ぎて、

「まさか」が「またか」になりつつあります。

 

「上り坂」は未経験ですが、これからかな?

 

「下り坂」については、そもそも上ってないのでよくわからない状態です。

 

占いで、大器晩成だと言われたことを信じて生きていきます。

 

夫の脱税が判明した当時は工務店の夜逃げ騒動がやっと落ち着いた頃で、家や家具の購入などでお互いの貯金はほぼ0でした。

 

工務店夜逃げエピソード↓

greennecklace.hatenablog.com

 

結婚して1年の間に、工務店の次は税理士が夜逃げって、まるで漫画の様なストーリー。

でもノンフィクションです。

 

 

確か、2回くらい自宅の差し押さえ通知もきたし、夫の給料が差し押さえられたりしたのですが、その時の私の心境は「まぁ仕方ないか」くらいにしか思っていませんでした。

 

私の収入だけでもなんとか生活できたとは言え、あの頃は特に守るものもなく、かなりお気楽だったなぁ。

お金がないこともネタにして楽しめました。

 

国税に分納で払う交渉をして、なんとか家は競売にかけられませんでしたが、夫の給料は問答無用で全額差し押さえでした。

 

そもそも脱税した夫が悪いのですが・・・

 

悪銭身に付かずです。