その不調「かくれ貧血」かもしれません

シンゴニウムが伸びてきたので、一部を残して剪定をしました。

剪定したものをピッチャーに入れて、日当たりの良いところへ。

植物を水挿しにする時は、メネデールを入れています。発根が早くなるし、切り花に入れると長持ちします。

 

メネデールは鉄をイオンの形で含む水溶液で、養分や水分を吸収するのを助け、光合成を活発にし、植物を元気にしてくれます。

 

鉄は植物だけでなく、人間にとっても大切な栄養素で、不足すると様々な症状が現れます。

 

疲労感、倦怠感、思考力の低下、頭痛、息切れ、PMS、むくみ、うつ症状など。

 

女性は毎月生理があるので、気付かないうちに貧血になっていることが多く、

最近読んだ本に、

甘いものが食べたくなるのは、鉄不足の可能性があると書かれていました。

 

実は私がまさにそうで(特に生理前)、以前に「甘いものを無性に食べたくなり、たくさん食べてしまうことがある」と精神科の医師に相談したことがありました。

その時は、「特に関係ないと思いますよ」と言われていたのですが・・・

 

昨年の血液検査では貧血はなかったのですが、この本を読むと、殆どの病院では調べないが、心療内科を受診する女性はフェリチン値(貯蔵鉄)が低い人がかなりいて、産後にうつやパニック障害になる方は、妊娠中に貧血を指摘されていたことが多く(私も妊娠中は常に貧血で、出産するまで鉄剤をずっと飲んでいました)、鉄とたんぱく質をしっかり摂り、糖質は控えめにすると、状態が改善した例がたくさんあったそうです。

 

この本では、サプリメントはフェロケル(キレート鉄)を推奨していますが、フェロケルは危険だとする意見もある為、迷ってしまいますが、

そもそもまだフェリチン値を測ってないので、今度血液検査をする際に調べてみようと思います。

 

とりあえずは、キャンプ用品から鉄鍋を引っ張り出して料理してみようかな。

 

鉄分には、

⭐身体に吸収されにくい「三価鉄」

ほうれん草や小松菜などの野菜類。枝豆やそら豆などの豆類などの植物性食品

*ビタミンCなどと一緒摂ることで二価鉄に還元され吸収されやすくなる

 

⭐身体に吸収されやすい「二価鉄」

レバーや肉、魚介類などの動物性食品

*鉄鍋から摂取できる鉄は二価鉄で身体に吸収されやすい

があります。

 

我が家には南部鉄瓶もありますが、もともとは貧血の改善目的で買ったのではなく、落ち着いた和の雰囲気が好きで使っています。

ただ、鉄瓶でお湯を沸かして飲んでも、微量の鉄分しか出ていないようで、鉄鍋で調理(酸性の調味料だとさらに◎)した方が鉄分がより摂取できるようです。

鉄瓶で水を沸騰させると、鉄イオンが残留塩素と反応して、塩素を分解し、除去する効果があり、味もまろやかになります。